2012年9月
2012年7月末、AppleはiTunes Uの利用を、幼稚園から大学までのすべての教員に解放しました。こういった動きから、今後はますます教育のオープン化、デジタル利用が推進されていくと予想されます。
本書は、iTunes UやiPadを利用した最新の教育現場のレポートや、iBooks Authorによる教材の作り方から配信まで、ICT利用の「今」がわかる、教員必読の一冊となっています。
iBooks Authorによるサンプル教材ダウンロード可能。
[2012年9月10日 店頭発売]
書籍価格/2,310円+税/単行本(B5判変形)/160ページ/オール4C/ビー・エヌ・エヌ新社
アマルゴン[編]
林拓也、大谷和利、曽我聡起[著]
田所 淳[作例協力]
吉見俊哉(東京大学)×西田宗千佳、大谷和利×久保田晃弘(多摩美術大学)[対談]
[取材]
大阪女学院大学−加藤映子、智原哲郎、小松泰信
はこだて未来大学−マイケル・ヴァランス、マルコム・フィールド、安井重哉、藤野雄一、美馬のゆり
明治大学−宮原俊之
東京大学−重田勝介
[まえがきより]
本書は、アップルが提供するオープン・エデュケーショナル・プラットフォーム「iTunes U(アイチューンズ・ユー)」を、大学でどのように活用していくことができるのか、最先端事例をもとにその可能性を探る、教育関係者に向けた本である。
2012年1月に発表されたコースマネージャーが追加されたiTunes U、iBooks Authorとその閲覧アプリiBooks2の登場により、学生たちがiPadを教室に持ち込み、「新感覚の学び」を体験できる準備が万事整った。
日本でも、iPadの使いやすさやiBooks Authorで作れるマルチタッチテキストが話題となり、デジタル教科書などの議論も盛り上がっている。しかし、導入例や実践例などはまだまだ少ない。また、具体的にどのようなことができるのか、教員にはどのような準備が必要なのかといった情報も十分に揃っているとは言い難い。そこで本書では、先進的な取り組みを行っている大学への取材をもとに、なるべく具体的なノウハウを集めるように努めた。本書で扱うのは、未来の教育ではない。すでにいますぐスタートできる教育である。
本書の制作中に、iTunes Uの利用規約が緩和されだ。これにより、さらに簡単に、大学だけでなく、幼稚園からビジネス教育機関の教員が、iTunes Uを各自のインフラとして使えるようになりそうだ。こういったチャンスを活かし、日本で一日も早く、多くの大学、研究機関などにiTunes Uが利用され、知識の開放と新しいスタイルの学びが実現されることを祈っている。
本書中面
本書目次
- はじめに
- はじめに
- Introduction
- アップルと教育~ジョブズが夢見た、教育におけるコンピュータの貢献~text. 曽我聡起
- Part 1 Interview:iTunes Uは何を変えるのか?
- 1-1 東京大学
- 大学の閉ざされた塀に風穴を開ける(話し手:吉見俊哉 聞き手:西田宗千佳)
- 1-2 大阪女学院大学
- 新入生全員にiPadを配布、教材電子化
- 1-3 公立はこだて未来大学
- 学生が自ら学ぶツールとしてのiPad
- 1-4 対談:大谷和利×久保田晃弘(多摩美術大学)
- iTunes U×iPadがメディアアート教育にできること
- Part 2 教材ドキュメントの作成~配布
- 2-1 iTunes Uのコレクションとコース2-1-1 iTunes Uへのアクセス2-1-2 目的の大学やコースを探す2-1-3 iPadからコレクションを利用してみる2-1-4 iPadからコ-スを利用してみる2-1-5 iTunes U のコレクション・コース作成の概要2-2 iTunes Uで利用できるメディアタイプ2-2-1 ムービー2-2-2 オーディオ2-2-3 EPUB2-2-4 PDF2-2-5 iTunes Storeリンク(コースのみ)2-2-4 ド キュメント(コースのみ)
- 2-3 iBooks Author によるドキュメント制作 text. 林拓也2-3-1 インターフェース2-3-2 テンプレート2-3-3 テキストの編集2-3-4 イメージ(静止画)2-3-5 図形オブジェクト2-3-6 表オブジェクトとグラフオブジェクト2-3-7 ムービーとオーディオ2-3-8 ウィジェットの活用2-3-9 レイアウト機能2-3-10 プレビュー2-3-11 . ibooks 形式とPDF 形式の書き出し
- 2-4 iBooks Authorを使った教材の実践事例
- text. 林拓也 sample.田所淳2-4-1 ファイルの作成と保存2-4-2 書類の基本設定2-4-3 チャプタ1 の作成2-4-4 セクション1 の作成2-4-5 セクション2 の作成2-4-6 セクション3 の作成2-4-7 セクション4 の作成(前半)2-4-8 セクション4 の作成(後半)2-4-9 用語集の作成2-4-10 縦向き表示の設定と確認2-4-11 iPad での動作確認
- 2-5 iBooks Authorのブックの公開2-5-1 ブック公開方法の概要2-5-2 iBookstoreで公開する2-5-3 コースを作成して、公開する
- 2-6 AirPlayで変わる プレゼン、授業、会議 text. 大谷和利2-6-1 音声と映像をワイヤレスで飛ばすAirPlay技術2-6-2 AirPlayの基本的な設定2-6-3 演台に縛られない動的プレゼンテーションの実現や発言者ごとにリアルタイムに切り替え進める授業や会議2-6-4 既存のVGAプロジェクターでAirPlayによるワイヤレス画面表示を可能にする
- Part 3 Case Study:iTunes UとiBooks Authorの利用に関する実践的な情報
- 3-1 東京大学
- 大学内に専門組織をもち専門教員がコンテンツの制作・運用に対応 interview. 重田勝介
- 3-2 明治大学
- 外部へ向けての発信に対して組織をかため、理解・協力に努める interview. 宮原俊之
- 3-3 教育現場からみたiBooks Author text. 曽我聡起








